「あの愛をふたたび」さすがクロード・ルルーシュ監督とフランシス・レイの音楽は実に絡み合っている!
「男と女」のクロード・ルルーシュ監督がフランシス・レイの名曲で綴る大人の恋の物語。
フランスの映画女優、フランソワーズと音楽家のアンリが、アメリカにロケでやって来た。撮影が終わり、バーで意気投合し楽しい夜を過ごす。
アンリはフランソワ―ズをラスベガスへ誘い、ささやかな恋がやがて本物の愛へと変わりつつあった…。
1969年のフランス映画で、ジャン=ポール・ベルモンド、アニー・ジラルドが不倫の恋に揺れ動く恋人同士を熱演している。
フランシス・レイの名曲「愛の終わりのコンチェルト」が、効果的に流れる。これは大人の世界だ!
再会を約束するが…。
女の恋にかけるスピードと、男の恋にかけるテンポの違いがあってこそのラヴ・ロマンスで、ハッピー・エンドにはなるまい。
タイトルの「あの愛をふたたび」は「あの愛をもう一度」のタイトルにした方が印象度は深かったろうに。
ようやくDVD化された、懐かし観ることが出来たが、テンポやストーリーの流れがナチュラルでハッピー・エンドでなくとも、"いい映画"として心に残る。
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