映画「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」
1950年のドイツ・フランクフルト。ナチス残党が政治やビジネスの世界で巣食い、生きのびていた時代。
誰も信用出来ない孤立無援の検事長。
この彼が、ナチスの残犯アドルフ・アイヒマンを拘束し、歴史的捕獲作戦を実行、実現へ導いた、フリッツ・バウアー検事長。
彼の信念と"歴史的作戦に隠された事実を"サスペンスタッチで描いた秀作。
数多い"アイヒマン"の映画の中でも、この作品はしっかりと骨が通っている、と同時に臭いモノのフタを開けた部分を隠すことなく描いているのがリアリティーだ。
ドイツ映画で作品賞など6冠を獲得。
2016年ドイツ作品
出演は、ブルクハルト・クラウスナー、ロナルド・ツェアフェルト、リリト・シュタンゲンベルク、他
監督はラース・クラウメ
同性愛があることが犯罪であった時代。この当時の価値観を映画の中では、程よい"味付け"としてサスペンスタッチの作品に仕上げている。
ナチス残党が"ベンツ社"をかくまっていたなど、日本では公にしない事実も、この映画ではさらけ出している!
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