キミもばらばらになれ!僕もなる!
英語で「平和」をPeaceと言う。
発音の下手な日本人が「ピース」と聞けば、「平和」と思う。
イギリスのデュオ、ピーター&ゴードンが唄った「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」を聞いた時、「ピーセス」を「ピース」の複数形と思い込んだ奴。(解からないでもないが、"平和"の複数はオカシクない?)
この「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」はアメリカのデル・シャノンの作曲。"悲しき街角"など、どちらかと言うと暗いマイナー・コード多用のメロディアスな曲を作ることで定評のある人だ。
つまり「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」は"平和"を唄うにしてはクラい。
「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」の"ピーセス"は、綴りは"Pieces"。つまり「Go To Pieces」で、ばらばらになる、(肉体的・精神的に)参る、自制心を失う、といった意味。
つまり失恋の曲で、辛い心を唄ったもので、平和とは関係ない。平和の逆のような意味で、発音が似ているところが"隠語"っぽい。
こういった日本人特有の間違いは、とても多いのだ。
ビートルズの「レット・イット・ビー(Let It Be)」を聞いて、"メルシー"、"メルシー"と歌ったり…。
さて、名曲「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」を聞いて、失恋のハートを思い起こせるか?思い起こせる人は、失恋の深い大きな想い出を持つ人。僕は想い出すから、さんざんフラレたのだ。
「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」byピーター&ゴードン!
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