ラジオの前、テレビの前の貴女に公共の電波から誰かがメッセージを送っていますヨ!

1967年に結成。ブラス・ロック・バンドとしてシカゴで結成され、その後、活動をロスアンジェルスに移す。硬派なロック・バンドとしての支持が高かったが…。
その後、突然、ポップスなバラードを骨頂とする軟派なロック・バンドとなる。
シカゴの魅力は、変質していく"エンターテイメント性にあったのだろう。
 
むしろバラードを演るシカゴの方が、特に日本では受けが良かったのもツラい話ではあるが…。(硬派ロックを好むファンにとっては)
 
シカゴのラブ・ソングばかりを集めたCDも発売されている。これを聞いただけでは、シカゴを理解出来ない。そん必要もないか…。
 
アルバム中、最も美しいと言われる曲が「愛ある別れ(IF YOU LEAVE ME NOW)」。
去っていこうとする恋人に、悲願する。
今、君が去るのなら、僕の心を君は奪っていくことになるんだ。だから愛しい人 どうか行かないで。
 
僕たちの愛は見つけようとしても、そう簡単に見つけられるもの(レベル)ではないのに。
どうして失うことなどできるものか。♬
 
この曲を某ラジオ局の音楽パーソナリティーの方が、流した。「愛ある別れ」をしようする"女性"に聞かせた。
局の内容を説明して、愛の強さを訴えて、流した。
 
公共の電波を使ってでも、人間は「愛」を失いたくないのだ。
 
リスナーは気付いていない。視聴者は気付いていない。たえずマスコミの"人"から"人"へ、メッセージが送られているのを。
 
では、シカゴの「愛ある別れ」を!

Oimachi Act./おい街アクト

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