シリーズ①吉本新喜劇 吉本新喜劇をアナログのお笑いとする。 観れば観るほど味が出る役者の演技は 銀シャリのようだ。
吉本新喜劇のことを出筆するとは思ってもいなかった。書くことの出来ない世界で、書くとしても何を書いていいのやら?
僕にとってはそんな存在であったし、違う世界の人達だと思い込んでいた。
なんで吉本新喜劇の世界に入っていくことになったのだろうか?
昭和の時代の"笑い"が、ここに来てとても恋しくなったこと。それはデジタル化されたメディアやネット発信に物足りなさを感じていたこと。
さらに邦画を観ても違和感しか得ることが出来ないことに対する、これもアンチテーゼ(?)。
下手な役者にウンザリしている。イケメンの俳優にもガッカリしていた。美しい女優がガックリする演技しかしていない。
こんな味気のないエンターテイメントに囲まれていたら、誰もが"昭和の味"に回帰したくなるだろうに。
そうして吉本新喜劇の花紀京を想い出した。
そしてDVD・BOXを購入した。
2015年に花紀京が他界されたのだ。
吉本興業が九州・福岡に進出した時のことを少し想い出す。
余り良い印象はなかった。
「今後、オタクとはお付き合いいたしかねます」
こんな言葉が電話の向こうから聞こえた。(ちょっとした連絡ミスがあったので、お詫びの電話を入れた時。)
大阪から博多へ来たばかりの人なのだろう。
そんなエラそうなこと言っても、「吉本興業の情報を載せて下さい!」と、いづれ来ることになるのに。
こちらの北九州で3万部を出しているタウン誌。
こちらはエラそうな態度はしていないし、そんな発言もしなかった。
でも、向こうは頭を下げてくることになるのに、と内心では思った。
その通りの結果になった。
別に僕がエラそうにしているのではなく、タウン誌「おいらの街」の力がエラかったのだ。
(続く)
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