シリーズ④吉本新喜劇 花紀京、渥美清、藤田まこと。芸人のスペシャリスト3人だ

(前回に続く)
お笑い芸人のスペシャリストには、共通する何かがある。
 
日本人らしさ、土の臭り、安心感、安定感、米の味、お茶の香り、懐かしさ、親しみ感、草の揺れ、木の感触、オニギリの存在感、お茶漬け、風鈴、風呂敷、畳、桶、心地よい風。
 
飽きがこない。生活の中に自然と溶け込む。地と共に生きる。庶民的であくまでも大衆である。
 
「男はつらいよ」の寅さん。
この寅さん演じた渥美清さん。何故にあんなに永く続いた「男はつらいよ」。
 
渥美清さんの庶民感たっぷりの立ち位置で演じる寅さんと、吉本新喜劇の座長・花紀京さん。そして、必殺の藤田まことさん。
 
この3人がお笑い役者、芸人のスペシャリストだ。
生年月日で性格や生き様を診る「推命学」で、なんと3人ともに陰の土の人。
陰の土とは、畑や平原を意味する。
努力家で粘り強く、中道的でコツコツと生きる。とても実は逞しいのであるが、それを表に出さない。草や米や野菜を育てる。永い永い間。
 
畑を見ると心がホッとする。育てている。静かに。時間をかけて。
 
日本人的性格であり、中道的であり、粘りがあり、努力をする。花紀京さん、渥美清さん、藤田さん。長い人気の源は、あの畑の土のようだからだ。
(続く)

Oimachi Act./おい街アクト

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