大江慎也に捧げる。ドアーズの「タッチ・ミー」を
「ハートに火をつけて(原題はLight My Fire)」は、1967年にドアーズがアルバム「The Doors」に収録して発表。
シングル・カットされ全米で1位に輝いた。
これ以降、ドアーズは深く黒い世界へと姿を隠していく。
シングル盤は6分59秒の長さ。ラジオでは短いタイムで短縮された「ハートに火をつけて」しか流されなかった。
この時代、アシッド・ジャズやサイケデリック・ロックが台頭した。
ベトナム戦争もROCKに影響を与えた。
ドアーズのジム・モリソンに、ストーンズのブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリンらが、あちらの世界へと去って行った。
同時期、C.C.R、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、バーズ、オーティス・レディング、サム&デイヴ、…。
ROCKが頂点を迎えた1960年代の後半だ。
ドアーズの「タッチ・ミー」「ハートに火をつけて」「ジ・エンド」は、ROCKを語る上では外せないだろう。
ROCKに生き、ROCKに死んだアーティスト達に合掌!!
こういった"スーパー・スター"の存在が、その後のROCK少年達を生んだし、勇気づけた。
もちろん日本でも。
ただ残念なことがあった。
日本のロックはR・O・C・Kではなかったし、ROCKを受け入れない土俵があった。
素晴らしいロック・バンドがその後も生まれたが、こういったスーパー・スターをツブしにかかる"芸能人組織"が存在した為に、日本で咲いたロックの芽はツブされていった…。
北九州からデビューしたルースターズが代表格だ。彼らは純粋すぎたのかもしれない。
(大江慎也に捧ぐ。2022年4月14日午前10時ジャスト)
今日はドアーズの「タッチ・ミー」を聴いて欲しい。
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