一度観たら、この映画はいつか再び観たくなる。
2014年のアメリカ映画で、米ソのチェスの超人2人による対決を描いた作品が「完全なるチェックメイト」。
アメリカのチェスの超人、ボビー・フィッシャーを演じるトビー・マグワイア。
ソビエトのチェスの超人ポリス・スパスキーを、リーヴ・シュレイバーが。
神父役にピーター・サースガード。
監督はエドワード・ズゥィック。
東西冷戦時代、1972年に開催された、チェス世界選手権を映画で再現。
IQ187の天才で変人といわれたボビー・フィッシャーの奇行が、映画を面白くしている。
チェスと将棋、どちらが奥が深いか?
チェスは優秀な記憶装置がないと、勝てない。
チェスができない人が観ても引き込まれる作品になっているのは、伝説のボビー・フィッシャーの奇行や妄想がふんだんに映画に盛り込まれているので、面白く凄まじい。
そして、アメリカVSソ連の政治的な駆け引きをも感じることの出来る"対決"。
ソビエトにしろ、ロシアにしろ、実は日本人はその実態を把握出来ていないが故に、スリリングさも感じる。
IQ187の人の心の世界は苦しいほどに、頭が心を支配する。
0コメント