忘れかけられている名曲①第1位~第5位
忘れかけられている名曲の第1位は、ジェイとアメリカンズの「カラ・ミア」。1965年のヒット曲。
カラ・ミアとはイタリア語で"いい人"。
デートでの別れを惜しむラブ・ソングだ。
イタリア系のアメリカ人のジェイが歌っている。
2分31秒という短い曲だが、50年代、60年代は、短くないとラジオがかからないので、これで良し…。
ビルボードでベスト10に入った。
アメリカの音楽土壌の広さを痛感する。
第2位はバーズの「ゴーイング・ノーホエア」。カントリー・ロックの金字塔アルバム「ロデオの恋人」の一曲目。作詞・作曲はB・ディラン。1968年リリース。
日本ではカントリー・ロック・ファンが、この時代にはいた。
「ミスター・タンブリン・マン」のフォーク・ロックから、サイケデリック、そしてカントリー・ロックへと進化していったバーズ。いや、素晴らしい!!
第3位はヴォーグスの「アース・エンジェル」。邦題は何故か"砂の天使"。
アメリカの白人コーラス・グループの中でも、このヴォーグスは光っていた。
原曲はペンギンズが歌ってヒットした。
ヴォーグスは原曲以上に美しいハーモニーで、再ヒットさせた。
原題は「アース・エンジェル・ウィル・ユー・ビー・マイン」。
"君のことを好きな僕はおバカさん"といった内容で、弱気な男性心理を唄ったもの。1969年作品。
第4位はラヴィン・スプーンフルの「うれしいあの娘(原題はYou Didn’t Have To Be So Nice)」。1965年11月発表。全米10位。
フォーク・ロックをよりポップにしたことがヒットに繋がった。
いつ聴いても楽しい時にタイム・スリップ出来る。
第5位はローリング・ストーンズの「アウト・オブ・タイム」。アルバム「アフターマス」に収録されている。作詞・作曲はミック・ジャガーとキース・リチャーズ。1966年発表アルバム。
シングル盤ではヒットしなかっただろう。
が、この「アウト・オブ・タイム」はストーンズらしので、僕はレパートリーに入れた。
シンプルでノリの良いR&B。ベース・ラインがカッコいい。
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