忘れかけられている名曲②第6位~第10位
第6位はデイヴ・クラーク・ファイヴの「悲しみをこらえて(原題はHurting Inside)」。
アメリカで通産5枚目のアルバム「ウイークエンド・イン・ロンドン」に収められた曲。
いかにも日本好みの曲で、日本ではA面扱いでリリースされた。メロディアスなバラード。
悲しみをこらえて、そう、男は歩んでいくのだ!!
第7位はアニマルズの「イッツ・マイ・ライフ」。
1965年10月発表の7枚目のシングル。
英国で7位、全米で23位。
アラン・プライスに代わったロウベリーがキーボードで初参加した曲。
「成功なんてままならない。いいことは全て持っていかれてしまった。この人生は俺のもの。したいようにやる。思うがままにやる…」といったブルージーな内容。
第8位はCSNの「時は流れても」。
「時は流れて」という曲を沢山の日本の人達が歌っているが、こちらの「時は流れても」の方が格上でしょう。
クロスビー、スティルス&ナッシュの名前を連ねたグループ名で、頭文字をとって"CSN"。
1982年にCS&Nとして5年ぶりにリリースされたサード・アルバム「デイライト・アゲイン」の中に収められた曲。このアルバムはミリオン・セラーとなり、健在ぶりを示した。
デイヴィド・クロスビーはバーズからは嫌われていたが、コーラスの部分はバーズに貢献したことが、この曲を聴いても納得する。
第9位はアルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」。
1973年2月に日本で発表された。彼のファースト・アルバム。
イギリス生まれで、アメリカ、スペインと渡り歩いた孤独なさすらいのシンガー。
スペインでの生活が彼の作品に明るさをもたらしているように思える。
この時代のカリフォルニアに、行ってみたかったナ。
ただしこの曲は、カリフォルニアに夢を追い求めてやって来た人達の絶望感を歌っているが、ノリは良い。
第10位はシャイ・ライツの「オー・ガール」。1972年にリリースしたアルバム「オー・ガール+1」に収められている。全米ナンバー・ワンの大ヒット。
シャイン・ライツはシカゴのヴォーカル・グループ。イントロ、間奏のハーモニカが印象的で、いつ聞いても女性を愛したくなるバラード。
こういった曲は日本人は歌えない。だから洋楽を聞くしかないんだ。
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