歴史では紹介されることの少ない収容所からの脱走劇。「ヒトラーと戦った22日間」
ソビボル強制収容所は、第2次世界大戦中にナチス・ドイツがポーランド東部のルブリン県のソビボル村においた強制収容所。
ユダヤ人絶滅を目的としたラインハルト作戦によって作られた三大絶滅収容所(ソビボル、ベウゼツ、トレブリンカン)のひとつ。
1942年4月に完成し、ここにユダヤ人、ユダヤ人系ソ連兵捕虜、ロマ(ジプシー)などが移送され、ガス室などで約20万人~30万人の人々が殺害された。
「ヒトラーと戦った22日間」という映画では、1943年10月に約600人の囚人らが反乱を起こし、その内の半数が脱出に成功した。この描写を描いた作品。
囚人による反乱が起こり、この収容所は「不名誉である」ということから、閉鎖に追い込まれた唯一の収容所。
ロシア、ドイツ、リトアニア、ポーランドの合作だ。2018年の作品。
第2次世界大戦中、ソビボル収容所で、ソ連軍の軍人アレクサンドラ・ペチェルスキーが収容されてから、22日後に起こした脱走劇を実話に基づいて製作された。
ソ連軍の軍人アレクサンドラ・ペチェルスキーの活躍を描いた作品としては、ロシアがかなり意欲的に映画を作ったのでは(?)と思われる。
監督はコンスタンチン・ハベンスキー
出演はコンスタンチン・ハベンスキー。クリストファー・ランバート、ミハリーナ・オリシャンスカ、他。
脱出成功例の作品としては珍しい。
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