「素直な悪女」でスターダムにのし上がったブリジット・バルドー。
フランス女優のブリジット・バルドーは、確かに魅力的な女優だったのだ、と感心する。
名優ジャン=ルイ・トランティニャンも出演しているが、この映画ではお坊ちゃま。
映画「素直な悪女」は1956年のコロンビア・フランス合作。
監督がロジェ・ヴァディムで彼のデビュー作品。
当時愛妻であった22歳のブリジット・バルドーが主演して、一躍人気スターへとなっていった。
ブリジット・バルドーを巡り、男達が手玉にとろうとするが、そう簡単には落ちない所が、映画のミソである。
ストーリーは単調である。
映画としても平均的な(当時としては)内容。
ただ、ただ、ブリジット・バルドーのラスト近くのダンス・シーンは圧巻で、これを観るだけでも価値があろうかと…。
バルドーのような女優は、沢山の監督に触られることによって、大成したのだろう。
監督と女優の関係の大切さを知ることにより、良い映画を作るためならば、愛や恋も必要不可欠なエッセンスである。
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