昔懐かしの任侠モノを観たが、文芸ロマンの香りがする「悪名」がベスト1だ!
こうして原稿用紙に万年筆で書いている原稿。
腱鞘炎で痛々しい、指が。
万年筆の持ち方に正しい、間違いがあるとしたなら、正しい持ち方を学んだ記憶がない。
根本的に持ち方が間違っているのかもしれない。
さて、昔のヤクザ映画を久し振りに観た。
「悪名」と「仁義なき戦い」に「山口組三代目」だ。
ヤクザ映画のジャンルに入れるより文芸ロマンといわれる「悪名」。
勝新太郎主演で、今東光の小説が原作だ。
河内の暴れん坊、八尾の朝吉と子分役の田宮二郎。そして中村玉緒が好演した1961年の作品。
劇中に出演している浪花千栄子の女親分が、気持ちいいほどスカーっとする。
ヤクザ映画でもこの「悪名」は、大正ロマンの香り豊かで、人間関係もアッサリしている。
「仁義なき戦い」や「山口組三代目」は、娯楽映画で、それなりに面白いのではあるが。スカっとした、ヤクザ映画ではない。
東映らしい映画で、東映の歴史を表現したような作品だ。文芸のロマンから程遠い!!
今日はレイ・チャールズの「我が心のジョージア」をお聴きください。
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