令和食文化問答

パスタ・ランチ950円~1300円。
25年前のイタリアン料理を出す飲食店でのランチ価格の相場だ。
パスタ(日替わり)にサラダ、デザート、コーヒー(デミ・カップ)、ロールパン(グリッシーニは北九州では人気がなかった)がランチ・メニューの定番的内容。
これを昼休みのOLさんらが目指して、飲食店に行った。
ランチが20~30出ないと採算は取れない。
夜のイタリアン・ディナーは、2500円~3000円が相場。
店側としては、ワインを売りたかったが、北九州はワインが売れない。
フレンチにはワインが付きもの。が、イタリアンはワインが出ない。
何故?喫茶店から普及したスパゲティー故に、出ない?又はランチ感覚がパスタには付いている。
つまり、じっくりと店側がイタリアンのランチを食べさせていない為に、イタリアンには「じっくり感覚」が定着しなかった?この時代、お昼に弁当を持参したり、コンビニでお握りを買う人が少なかったのは、景気がまだ良かったし、昼休みが交代制で時間が長かったから。
確かにコーヒーにデザートが付いていると満足感はある。
ランチ時に店がごった返すなんて、これから先に起こりうるのだろうか?
ランチ時に乾麺を湯がいて、その都度パスタを作ることが出来なかったくらいに、店側はお客さんの要望に答えた。ホールに人が三人。洗い場に一人。厨房に三人はいる。
人件費が高い。(続く)

Oimachi Act./おい街アクト

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