ああ言ったり、こう言ったり、上げたり、下げたり。口から生まれた女性か?

「〇〇さんとは私が東京の大学に行っても、電話をかけたり、手紙を出したりしてお付き合いを続けたいです」。
 
こんな手紙を受け取ったら、どんな男でも彼女が本気であると思うし、ずっと付き合った末には"結婚もあるかも"と期待する。
 
数日後の夜、電話がかかり、「あばあちゃんが亡くなったの。少し会ってくれる?」と。
 
手紙をもらって、頼られているのだから彼女をしっかりと受けとめてあげよう。今日は肩に手をかけてあげた方がいいかな?
 
一人よがりな男というものは、ドジで軽はずみなことをするもので…。
 
3日後の夕方、彼女から電話が入った。いつもの電停まで来て、渡したいものがあるから。(前向きに受けとめると、送りものか何かくれるのかな?だろう)
 
電停で待っていると彼女が来た。手紙を渡し、さっと電車に乗った。(嫌な予感が瞬間した)
 
手紙の内容は、「自分には片想いの人がいる。昨日はバレンタイン・デーだったので、この日を利用して彼に逢いに行った。が、残念ながら逢えなかった。……私はこれ以上、自分を偽って貴方と付き合うことは出来ません。貴方は少し私を見くびっていませんか。…」
こういった文面だった。
 
冷静にこの文章を読んでいる貴方は、さてどちらに黒、又は×をつけるか?
 
何がどうで、どうした。それで、どうであったから、こうなった。しっかりと説明を聞きたかったが。言いたい放題の手紙が最初と最後にニ通、彼の心はかき乱された。
最後は「私の妹を紹介してやろうか?私に似てるんよ」。(自分の論理でモノを言うスゴサ)
 
今日はジョン・レイトンの「霧の中のロンリー・シティ」を。

Oimachi Act./おい街アクト

北九州からお届けするエンタメ情報発信サイト。 ひとくせある編集部からクセのある情報を公開!!エンタメ多めに関してはあしからず。更新情報は公式Twitter(@oimachiweb)にてお知らせ。