これもカントリー・ロックの名盤(?)になるのだろう。

カントリー・ロックの名盤「ロデオの恋人」を発表したバーズ。
それはバーズというよりロジャー・マッギンにとって、追いかけるロマンの転化となったように察する。
 
メンバーのクリス・ヒルマン、マイケル・クラークが、グラム・パーソンズの元に走ったのだから。
多分、クリス・ヒルマンはカントリー・ロックがやりたくてたまらなかったのだろう。ロジャー・マッギンは耐えず進化するバーズであり続けたいと、気持ちの上では願っていたはずだ。
映画「イージー・ライダー」の音楽を担当することになったことが、ロジャー・マッギンを幸運の男として、新しい軌道に乗るバーズを再生させたのだろう。
 
クラレンス・ホワイトの加入が、その後のバーズを"史上最強のロック・バンド"として位置付けする。
 
一方、クリス・ヒルマンはグラム・パーソンズの"おぼっちゃま振り"に、付き合いきれずに早い見切りをつけたのでは(?)と思われる。
 
フライング・ブリトー・ブラザーズの評価は、グラム・パーソンズの死によって高まったのでは。
 
ここで紹介するフライング・ブリトーのアルバム「ブリトー・デラックス」には、ストーンズの「ワイルド・ホーシズ」が収められている。
ストーンズのキース・リチャードと、グラム・パーソンズの親交が深く熱すぎて、ブリトォーのメンバーは迷惑をこうむったらしいが…。
 
それではフライング・ブリトーの「ワイルド・ホーシズ」を聴いて下さい。

Oimachi Act./おい街アクト

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