恋の手引書③ジャンクフードのような恋!?
噛めば噛むほど味があるのは、日本のお米。
こういった表現に相応しい"人"が男性にも女性にもいる。
付き合えば付き合うほど、その人の内面や考え方が味わい深いと惹かれるのだ。
その味わい深い面を汲み取ることが出来るまで、男女の付き合いが続くかどうか?これが問題。
汲み取る前に別れるのが、男女の常。
恋の味は噛みしめることは出来ても、人としての味は早々、噛みしめられるものではない。
もっとも噛みしめられる"モノ"を持ち合わせていない人もいるから、世の中はそこそこ上手くいくのだろうが。
噛みしめられる"モノ"は、人はなかなか見せるものでもないし、そういった"モノ"は滲みでるからこそ、その滲み出る"モノ"で、相手の奥に入っていかなければならない。
その作業は、役者が映画の役に成りきろうとする行為に似ている。
いい役者は台本を読んで、自分の役作りをどういう風にするべきか?必死で捏ね上げていく。
男女の仲は、互いに相手を知っているつもりで、実は全く知っていないことが多い。
自分のことで一生懸命に生きているから、仕方ないが。
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