恋の手引書⑨フェロモンの役割りは、本当にいらないの?

フランスでは、脱毛のブームは終わったと伝えられる。
自然が一番良い、というデジタルからアナログへの回帰のうようである。
 
それに反して日本では、脱毛が流行している。
 
10代、20代の若い男女から始まった脱毛。
 
今や50代、60代の人達が、特に女性の間で脱毛が行われている。
介護施設に入った際に、シモの世話をしてもらうことを考えて、「みっともないから」と脱毛に走るパターンが多いとされる。
 
心配しなくとも齢を重ねると、シモの毛は薄くなるし、本数も減るのだが…。
齢をとると、陰毛も脱毛しにくい状態になると言われるが…。
フランスの回帰現象、実は自然への人間の復権でもある。
 
本来、陰毛や腋毛は人種を問わず、縮れて生えている。
その役割りは、デリケートな部分を守るためという「クッション説が一般的ではあるが、本当の役割りはフェロモン説」である。

陰部や脇に多く分布するアポクリン腺という汗腺から、異性を引き寄せるためのフェロモンが出ていて、毛が縮れることにより、腺の周囲に多くの空気を含ませている。それにより、多くの異性にその香りを嗅がせやすくしている。
尿に含まれているフェロモンを付着、拡散させるために生えていると言われる。
 
脱毛をすると、フェロモンが伝わりにくくなる。女性は強い男性を。男性は元気な赤ん坊を産む女性を求めているはずなのだが。
 
フェロモンを呼びこそうとしているフランス。
 
日本ではフェロモンを消そうとしている風潮。
 
さて、さて。
Oimachi Act./おい街アクト

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