令和食文化問答「寿司いろいろ」
日本の食文化の象徴といえる「すし」。
さて、この「すし」の語源は「酸し」とされる。
が、「すし」を漢字で表わすと、いろいろある。
「鮨」「寿司」「鮓」と。
「鮓」は本来、「魚醤」という塩漬けの発酵品だが、"酢"を加えた「押しずし」や「にぎりずし」を表わすようになった。
「鮓」は、言葉は滋賀県の"ふなずし"に代表される乳酸発酵の「なれずし」のこと。
「鮓」「鮨」の厳守な使い方に決まりはなく、「寿司」は「鮨」の当て字として、めでたい「寿」の字を用いたのが由来とされる。
「寿司」は一般的なイメージがする。
「鮨」は格式が高いようなイメージがする。
が、安くて旨いなら"字"はどうでもいい訳です。
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