令和食文化問答・小倉篇「カフェ・喫茶店の変化」③
女性に好まれる、ウケる喫茶店やカフェが沢山登場する。
この時代、喫茶店のマスターやら、バーテンダーは人気があったのだろう。
今のように、"冷凍でなんでもある"時代ではなく、しっかりとした料理の出来る人。仕込みが上手い人が求められていたし。
小倉の京町のフルーツパーラー「みかん」が人気の店として揚げられる。
経営者が果物屋がであったことから、フレッシュ・ジュースを"売り"にして、やたら女性客が多かった。
小倉井筒屋、小倉玉屋の女性社員の方で賑わいを見せていた。
同じく、本格的な喫茶レストラン「インク・スポット」も、ブルーのガラス張りの広い店内と、本格的なフード・メニューが充実していた店。
グラタン、カレー・ピラフ、ピザ、ホット・サンド、は人気メニューで、仕込みに追われる日々が続いた。
ここのサラダに替えられるキャベツが、小倉で一番細くてキレいという定評があった。
一日にキャベツを6、7個は使っていた。
外から見える解放的な喫茶店。カフェが、この時代好まれた。
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