アナログは大切だ。カルチャーにはなおさら不可欠
アナログからデジタルになり、例えば映画の作品には、どんな損出が出てきているのか?
まず役者に問われていた体力、気力が失われている。映画のなかで全力疾走するシーンが、例えば「ブラック・レイン」の松田優作、「フレンチ・コネクション2」のジーン・ハックマン」。
この2人の走りは圧巻だった。
アラン・パーカー監督の「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」のジャーナリストの女性が全力疾走するシーンも、一生懸命に走って大変そうに!と、肉体の鼓動、波動、血流などが伝わる。
そのシーンを撮るカメラマンの懸命さもまた、伝わる。
これがアナログの魅力。
臨場感と言われる感覚だ。映画に臨場感が不足すると、人に訴える、揺さぶる波動が伝わらない。だからアナログは大切だ。僕らはアナログな生き物だから、当たり前の話しである。貴方も。
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