日本にロックの育つ土壌はあるか?
あると思い続けていたのは、70年代まで。
怪しい?と考え始めたのは80年代のこと。
90年代はラップを生バンドで演るグループを期待していた。
2000年に入ると、買いたい音楽が出てこなくなった。
これからは、60年代から70年代までの聴き逃したロックを洗いなおす作業に入った。
2020年代になり、CDで聴くロックからクラシックまでの音楽が死んだ音に聞こえ始めたことに対して、音楽がストレスになってきた。
そこから昔聴いた、あの奥行きのある、臨場感をもう一度聴きたくなり、レコード・プレイヤーを購入し、まずはパーシー・フェイス楽団の「夏の日の恋」の感激を再体験出来るか?と試みた。
なんと!レコードでないと、音楽は駄目であると気付いた。
こうして、あの熱い鼓動を体感することが出来て、その後はレコードを買い始める僕は時代を迎えた。
再び。
今、CDが2000枚くらいはあるが、全く聴けない。
単なるBGMとして小さな音で流すだけ。
CDでは飛ばしていた〇〇の曲が、レコードならば「いい曲」として聴こえてくる。
怖くなった。
思い違い、聴き違いが。
ストーンズの「テル・ミー」がストーンズを好きになった出会いの曲だった。
やっぱりいい!
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