フランス映画「君を想って海をゆく」。100分の映像につめられた男、女、難民、理念、愛の物語

この作品は2009年のフランス映画。
フィリップ・リオレ監督。名優ヴァンサン・ランドンが、寡黙な良識ある中年男を演じている。
難民はイラクからの若者。
彼を通して、見過ごしていた大切なものに新たに気付かされる、誰もが忘れがちな愛の認識の物語。
大型トラックに隠れて、難民の若者達がイギリスへと渡ろうとする。
二酸化炭素の数値検査をトラックの荷台で測る。
こうして難民を取り締まる。
難民はビニール袋を被り二酸化炭素を出さないようにする。
地球の歴史は、難民の歴史なのだろう。アメリカに地球のあちらこちらから人が目指した。
アジアにもそんな流れがあったろうに。貧しさ、戦争、様々なるものから、人は生き延びようとして来た。している。日本レベルで、戦時中の疎開が身近な生き延びる手段。改めて勉強になった映画だと思う。

Oimachi Act./おい街アクト

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