グレン・グールドはイギリスの音楽界からは?
昔、戸畑にあった戸畑市民会館に、何を血迷ったのか「おい街」主催でクラシック・コンサートを開催した。
今から35年前くらいかな?
イギリスで当時、古楽器のバロック音楽が人気になり、バッハを生で聴きたくて、聞かせたくて、呼びたくて、主催したくてたまらなくお呼びしたのは、トレバー・ピノック/イングリッシュ・コンサート。
ギャラが確か500万以上はした。
赤字は当たり前。
北九州までわざわざ遠方から、お客さんが来ていたな。
エッ!なんでトレバー・ピノックさんが戸畑に?
?が20個はあちらこちらから。
トレバー・ピノックさんに尋ねた。
「グレン・グールドのバッハにたいする音楽観に対して、どうおもわれているのですか?」こんな質問を頭から始めた。
彼の世界と、私の世界はまったくべつである、、、。こう答えられた。
クラシックの音楽家は、コンサートの前は譜面と睨めっこする人が多く、ピノックさんも然りだった。
戸畑市民会館の収録用のマイクが故障していて、確か教育委員会に僕は怒鳴り上げたのを覚えている。
即座に新しいマイクが付いた。
500万円の生録だ。
ソリストのサイモン・スタセッジさんは、音楽家らしい人柄だった。
北九州市内の中学、高校のブラスバンドの皆さんをご招待した。
そうして満席近くになり、面子は保てた。
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