感心する演技!ベニチオ・デル・トロは上手い

映画「悲しみが乾くまで」をDVDで初めて観た。
「ボーダーライン」のベニチオ・デル・トロの役柄を観て感心していたのだが、この役者さんは、どんな役柄でもなり切ることが出来る凄い人と、改めて感動した。
映画に感心して、役者に感動することなんて珍しいことだ。
この作品の監督は女流、スナンネ・ビア。
この繊細な映画をよくぞ作られた、と感心。
ハル・ベリーが夫を失った女をこれまた上手く演じている。
カメラワークが凄く、単調になりがちなドラマにメリハリを付けて、グイグイと観る人を引き込んでいく。いや〜、参った。
役者も監督も、超一流創作料理堪能させてくれる職人芸術家だ。日本や韓国の映画は、まだテレビ・ドラマの域を脱していないな、と痛感。
素晴らしい役者には、何が備わっているのか?
神懸り的な世界観を持ち得て、そこに生きることの出来る生命力のある人かな、と綴りたくなった。

Oimachi Act./おい街アクト

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