イタリアの暗さは日本と重なる。どちらも敗戦国と農業国たからか。
哀愁感漂うこの映画にこのテーマ曲。
トランペットの名手、ニニ・ロッソの曲ですっかり有名になった曲。
「さすらいのマーチ」。
映画はイタリア、西ドイツ、スペインの合作。1962年の戦争映画。
タイトルは「前進か死か」。
アルジェリアのゲリラのドンを拉致するために外人部隊が送り込まれる。
アルジェリア紛争を舞台にしたドラマ。
曲の途中から、セリフが入る。
絶望のコンチェルト。
君に届かない叫び。
君を想っている。
夢見ている。
愛している。
このトランペットは、僕の心のように振るえている。
こんな台詞、凄く渋い。
トランペットの名手がイタリアには沢山いたが、レコード化されたりするのは稀であった時代。
ここがイタリア的で、どこか日本に似ている。
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