戦後のテレビ、ラジオは敗戦国ニッポンを背景にした歌=仕事がくいっぷちであり、敗戦国民をそんな歌手が癒した、不思議な構図が今に続く

アイ・ジョージが歌った「硝子のジョニー」は1961年に発売された歌謡演歌。
不思議な歌手としてしかわからずに聞いていた。
暗い曲、が、痛みが幼心にも伝わってきた。
父が日本人で母親がフィリピン人。
ボクサーや流しの歌手をして生活。が、昭和34年に何故か来日したメキシコのトリオ・ロス・パンチョスの日本公演で前座的な出演を。
この功があってか、ニューヨークのカーネギー・ホールでの公演まで出世。
この時代の芸能ビジネスの世界は、今では語る人もすくなかろうが。
敗戦国としての成り上がりをテレビは手伝いをした。

城卓也と言う歌手も樺太出身だった。
南沙織やアグネス・チャンらも訳あり。
政治や宗教が裏で絡みながら、スターは作られていった。
Oimachi Act./おい街アクト

Oimachi Act./おい街アクト

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