「若者たち」というテレビ・ドラマのテーマ・ソング「若者たち」をあの時代歌っていた彼ら。心から歌っていたのか?
1960年から始まった「若者たち」。
実に暗いイメージが残っている。ザ・ブロードサイド・フォーと言うフォーク・グループが30万枚のシングルを売り上げた。
この時代はピーター・ポール&マリー、キングストン・トリオらがモダン・フォークを反戦歌として歌い、注目を浴びていた。
日本でもまずはモダン・フォークがエレキ・ギターよりも早い流行り。
ついでベンチャーズでエレキのインストが流行り、それからがビートルズやストーンズの曲をコピーするグループが生まれた。
フォークを毛嫌いした感ありの、エレキ・グループ。
インストを見下した感ありの、つまりロック・バンド。
演歌、歌謡曲は、論外とした若い世代。
さて「若者たち」の両親を亡くした5人兄弟が、様々な問題と直面して生きていく。
田中邦衛がこの役柄から転機となる。
朝鮮人兄弟の結婚問題をテーマに差別を扱ったことから、放送が打ち切られたと。今になって知る話し。
「若者たち」はそんたドラマのテーマ曲だったのだ。
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