ちゃんと映画になっている、数少ない日本の映画
「ゴールデンスランバー」は2010年の作品。
伊坂幸太郎の推理小説を原作とした邦画。
監督は中村義洋。
堺雅人は役者としての立ち位置のつかみが上手い。
首相暗殺事件が発生。
犯人の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇の二日間。
中身の濃い二日間は七日間分ある。
善の堺雅人に対して、悪を演じるのは香川照之。
竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり等が、絡んでくる。絡み過ぎくらいに絡むのが良いのか、悪いのか。
映画の味をシメだのは、柄本明。
立ち位置を把握できる役者が、最近は稀。
今は役者の質を問う時代として、映画を観る方が楽しめる。
堺雅人はいい役者だ。
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