ミスキャストの映画は実に多い

原作以上の仕上がりをした映画もあれば、原作以下にしか出来なかった映画もある。
それは役者の選び方が間違ったり、役者の技量が劣っていたりして、映画界ではよくあることなのだ。
ただし、これはうちうちの問題として表には出ない。
仮に出たとしても、それを打ち消すモノも出るから、一般には解らない裏事情だ。

2015年に公開された映画「罪の余白」に関して記すならば、父親役の内野聖陽(まさあき)と亡き娘のクラスでカリス的存在を演じる吉本実憂(みゆ)の演技力の違いは、結果、内野聖陽が空回りをする結果になっている。

可憐な容姿の内に邪悪な素顔を秘めた‥。
吉本実憂を映画の解説では評しているが、そんなことはないだろうに。
大人とゴッツに張り合おうと、この議論になるわけない関係を、無理に成立させようとするのは至難の技だ。
活字では出来ても、映像では難しい。
誰のせいでもないんだろうが。

Oimachi Act./おい街アクト

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