リアリティーさに欠けるサスペンスでお粗末。

「望み」は2020年に公開されたサスペンス・ドラマ。監督は堤幸彦。
息子が事件に関係した疑惑、疑念で家族が世間に晒されていく。
堤真一と石田ゆり子の夫婦。
松田翔太の報道記者。
この3人の絡みがとても不調和で、見る側を流れに巻き込めない作品になってしまっている。
脚本にも、台詞にも蛇足、補足するべき箇所が多くあり、そこで映画がぶちギレしているのが、観る側に解る。
堤真一の演技が石田ゆり子と噛み合わない。母親らしさが不足しているのか、演技がまずいのか。
松田翔太と石田ゆり子のやりとりも、取って付けたようで、これは削りたくなる。
堤真一、石田ゆり子の夫婦がお似合いでない。良き夫婦ではない。
これは意図的に演出とは思えないし。
松田翔太のようなタイプの記者はいないし。
バラバラな家族の中での息子の孤独感だけは、伝わるが。

Oimachi Act./おい街アクト

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