漫画が原作とすぐに解る作品だ。だからヒットしても限界があると。
筒井哲也の漫画を原作に製作された「予告犯」は、2015年の作品。
ネット、テロ、サイバーと事件は二転三転していく。
非正規雇用に対する批判が最後は予告犯を悪としない括りで映画は終わる。
粗削りな作品であるのが、やはりコミックから脱しえていない。
監督は中村義洋。脚本は林民夫。
生田斗真(いくたとうま)の静に対して、警視庁サイバー犯罪対策課刑事の戸田恵梨香は動。
刺々しい演技は観る価値がある。この作品から成長したと言われるが。
若いスタッフが映画を作ったんだ!という勢いがある。
題材も社会性があるだけに、惜しい。
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