解りにくい映画になった。サスペンスと言うより退廃階層を描いた実りのないアンニュイか。
2011年の邦画「愚行録」は貫井徳郎の小説が原作。
監督が石川慶、脚本は向井康介。妻夫木聡と満島ひかるの共演。
私立の名門大学から男女の"愚行''な関係を描いていく。
嫌な人間を沢山出して来る。
殺人事件の謎解きが縦軸になってはいるが、愚かな若い男女の様を横軸に描いていく。
ヨーロッパにあった宗教色傘下に於ける愚行作風をベースにした感ありの映画。が、宗教色がない作品だけに、テーマは終始曖昧。
演じる役者も下手にしか映らないくらい、作品が理解されていないのでは?
美容整形した役者の顔こそ愚行と思える作品。
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