根のない作風は今どき。が、食い入っては観ることにはならない。
原作は行成薫の小説。
かなら屈折した青春を送ったと思われる作風。
「名も無き世界のエンドロール」は2021年の邦画。監督は佐藤祐市。
脚本は西条みつとし。
親のいない男の子2人に女の子1人。
ここからが物語の始まり。
純な好きが、男の子2人がライバルとなり。
とても単純なストーリーで、盛り上がりに欠ける。原作が浅いなら映画も軽い。
脚本もしかり。
少年時代の回想シーンが多すぎて、今をしっかりと描写出来ていないのが、映画としての作り方が下手。
出演は岩田剛典、新田真剣佑(あらたまっけんゆう)、山田杏奈、中村アン、他。語りのセリフが下手なのが、今どきの役者の共通点。
叫んだりも又、今どきの気が入っていない型。
中村アンはモデルだけでいい。
柄本明が下手クソ、と言いたげに出演している。
一から出直しの映画だ。
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