イタリアの代表歌手の名曲
60年代はイタリアのカンツォーネが
日本でも紹介されラジオの
洋楽ヒット・チャート番組では
アメリカ、イギリス、フランス、イタリアの
音楽が花盛り。
イタリアのカンツォーネや「サンレモ音楽祭」は
遠くて近いカルチャーだった。
カトリーヌ・スパークが出演した
「太陽の下の18才」は
チャーミングなカトリーヌ・スパークの人気と
挿入歌「サンライト・ツイスト」の大ヒットが
小さなカルチャー・ショックを若者に与えた。
この曲の作曲が、その後のマカロニ・ウエスタンの
映画音楽で有名になるエンニオ・モリコーネだ。
この曲を唄ったのが、ジャンニ・モランディ。
イタリアを代表する歌い手として
その後、人気を博す。
彼の代表曲は、映画にもなった
「貴方にひざまついて」。
イタリアの歌手の上手さは
クラシックのオペラが音楽の底辺にあるからだ。
腹から唄い上げるカンツォーネ唱法と
言われることがある。
日本にはクラシック界以外にはいない。
アメリカでは「ジェイ&アメリカン」という
グループがいて「カラ・ミヤ」をヒットさせた。
つまりイタリアの歌手は歌が上手いのだ。
「貴方にひざまついて」は
いつ聞いても素晴らしい曲だ。
メロディもクラシックの国だけに
普遍的な美しさがあり、
ジャンニ・モランディがやはり歌唱力が抜群
いうことなし。
彼はまだ現役で、息子も歌手として活躍している。
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