今も懐かしいと思う人がいる「先生ラーメン」という店

その昔、小倉北区京町に「先生ラーメン」というユニークな店名のラーメン店があった。ここのメニューとイベントが若者に受けた。直径30センチもあるスリばちに3.3杯分のラーメンが、ドっと入った「生徒ラーメン」は一杯が千円だった。このラーメンを20分以内に食べると無料になる。記念品もいただける。さらに二杯を40分以内で食べると賞金一万円なり。三杯を一時間以内で平らげると、賞金は三万円にアップ。1979年8月の時点で、挑戦した人は150人。成功した人は30人。しかも女性の成功者が2人いた。成功とは一杯、二杯、三杯のせれぞれでの成功者の合計人数だ。
「おいらの街」で紹介した後、実は多くのチャレンジャーが来店したといわれる。
この時代は飲食店は様々なイベントを企画していた。面白い企画であったら「おいらの街」が取材に来るから、人も街も前向きな時代を、タウン誌と共に創り上げていったといえる。

Oimachi Act./おい街アクト

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