自説
毎日新聞の3月22日(日曜日)、朝刊23面に掲載されていた「松尾貴史のちょっと違和感」は実に面白かった。「エステティシャン」が正確なのに「エステシャン」と確かに、皆さん言われている。「体育」を「たいく」、「コミュニケーション」を「コミニケーション」と間違って言っているし、活字離れというより、人が文章を書かなくなってしまったので、間違いに気付く機会を失ったのだろう。
極めつけに面白かったのが、言い間違いというより、とんでもない勘違いをしている安倍総理大臣の言葉―「人類が新型コロナウィルスに打ち勝つ証として、(東京オリンピック・パラリンピックを)完全な形で実現することにG7の支持を得た」の言葉。そう、「打ち勝つ証し」ではなく「打ち勝った証として開催する」なら筋の通った言葉だが、『打ち勝つために無理を承知で開催するのか?』なんと無謀な総理大臣の考え‼とあきれてしまった。松尾氏の指摘は正しい。新聞を読んだり、手紙を書いたり、文章を書いたりすることは、バカな人間に歯止めをかけるためにも必要なことだ、と実感した。
さて、コロナがヨーロッパで広がった、と言うことは、オリーブの樹が生え育つような気候を好むのだろう。乾燥して日々、温度差の少ない地域に流れたのだろう。梅雨が来て、湿気の多い季節にコロナは弱るのか?ひょっとしてカビが生えそうな所が嫌いなら、コロナはカビと相性が悪いのかもしれない。
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