シンガーソング・ライター波多野菜央さんからのメッセージ

2月22日のウェルとばた中ホールで の セカンドアルバム「直」 発売ライブが無事に終演した。制作中から「あなたに“直”接、“直”撃させます」と言い続けてきた。
この 2.22 の発売ライブはその一撃目になる大切なライブだった 。
1年前の「太陽と月」の デビューライブとは、全く違う気持 ち でステージに立った。あ の時は業界のことなんて右も左も分からない女子大学生で、準備 から本番まで、マネージャーでありプロ デューサーの浅川さんに頼りきりだった。 恥ずかしい話であるが、その時はそれが私の全てだった。
この1年、 大きなステージにラジオのレギュラー出演、九州各地のキー局へのゲスト出演、 CM 撮影に楽曲提供、様々なお仕事をさせていただいた、
全く違う気持ちというのは、その中で身をもって学んだ。 発信する ひとつひとつへの責任 感や 、応援してくださる方々への感謝などだ 。
振り返ってみても、楽しさ、嬉しさ、喜びだけではなく 、一人のアーティストとしての 使命感を感じる時間だった。 まだ駆け出しの私が使命感なんて、生意気だと笑われる かもしれない。 それでも私は、 この 言葉を伝え なければ、何としても歌わなければ、 そんな気持ちが抑えら れないのだ。 この先も、病みきっている世の中や、何かを必要としているあなたへの、この勝手な使命感を持ち
続けていきたい。
約1 時間半の公演で 全てを出し切った。終わってみて、自分は 「情」の人間であると再認識した。笑って、喜んで、怒って、泣いて…忙しい女である。 だが、自分でも手に負えやしないエネルギーに は 誇りを感じる 。 勿論課題もたくさん見つかった。これは私達にとって、とても嬉しい収穫である。更に成長できるエリアが広がったということだから。
北九州という大きな畑に芽を出した私は、感情という葉を広げ経験という茎を伸ばしている。 葉っぱの形はそれぞれ違う。茎だって高く太くなり、もしかすると途中で分かれるかもしれない。ただ、枯れることはない。一生かけてどんな色にもなれる、どんな花でも咲かせてやる。そんな気持ちだ。
最後になってしまったが、会場にお越しいただいたお客様、関係者の皆様、遠くからエールを送ってくださった皆様、家族、浅川さん。全ての方々に感謝申し上げます。
今後、さらに多くの方に「直」を届けて参ります。
(波多野菜央)

Oimachi Act./おい街アクト

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