ザ・バーズ/ミスター・タンブリン・マン(1965年作品)
全米1位に輝いた「ミスター・タンブリン・マン」他、B・ディランの作品が3曲、ジーン・クラークの作詞作曲が5曲。デビュー時のザ・バーズのサウンドに多大なる影響を与えていたジーンン・クラークの素晴らしい才能は、彼がメンバーを離れた後にも実証される。ロジャー・マッギンは全米を廻り、音楽普及活動を続けているが、そのステージでの話の中に必ず、ジーン・クラークの名前が挙げられるほど。ロジャー・マッギンの声はバーズの活動歴の中で様々な歌唱法をとっていくが、本来の声は、スッキリしている。デビッド・クロスビーの高い声質とジーン・クラークの声の質と重ね合わせた時、「ミスター・タンブリン・マン」でのロジャー・マッギンの歌唱法がバーズのハーモニーのベストと判断したと考えられる。BY+RDSであるからして。
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