R・ストーンズの魅力が、ミック・ジャガーのスゴさがわかってきた

ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、見事なほどに踊りが下手だ。なのに恥ずかしげがなく踊るから、スゴい!!
どうして下手なのが四柱推命で調べてみた。
すると乙酉の生まれ(生日が)。十二運が絶とみた。動くのは好きなんだが、直線的な動きしかできないタイプで、躍動感や連続性に関してはダメで、リズム感がつまりないのである。(ジェームス・ブラウンとは天と地の差の開きがある)
ブライアン・ジョーンズ死後のストーンズは、R&BからR&Rの路線を強めていく。同時に80年代に向かってローリング・ストーンズとしての脱皮を図っていく。例えばクィーンやエアロ・スミス、もっといえばマイケル・ジャクソンに負けていられないくらいに、ミックジャガーはステージで下手な踊りを見せ物的にしていくのだ。「俺たちはしょせんピエロなんだ」と公言したが、ミック・ジャガーの素晴らしい才能は、唄よりもステージにあったのかもしれない。今日現在(令和2年4月3日)彼は76歳。心臓の手術をして、再びステージでピエロ振りを発揮してくれるのだろうか。
生日、ストーンズのDVDを観て、60年代からミック・ジャガーは踊りがダサい!!と感心した。それでも踊るから、彼はピエロに成りきっていたんだ、と感心した。
ブライアン・ジョーンズのギター・プレイを少しだけ見ることができた。ハイコードが好きだし、リズムを間一髪、突然入れたりするところが、「ああ、天才だ」と感心した。
チャーリー・ワッツとビル・ワイマンの冷静なリズムセクションはストーンズの要であったし、上手に弾こうとしないキース・リヤードのギターは味がある。
ストーンズは結局、R&Rに進んで大正解だったんだと理解できた。ミック・ジャガーがR&Bでは成功していなかったんだ、ということも何となく解かってきた。
ストーンズ、ミック・ジャガーのカリスマ性は、踊りが下手なところにも潜んでいる。そして大きな口も”ピエロ”的で、よく叫ぶのにも似合っている。頑張ったんだ。50年以上も、お見事!!

Oimachi Act./おい街アクト

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