清い(?)色気のジェシカ・ラングが好演している映画「郵便配達は二度ベルを鳴らす

アメリカの名女優で引退したジェシカ・フィリーズ・ラング。通称はとジェシカ・ラング。
「トッツィー」でアカデミー助演女優賞受賞(1983年)。「ブルースカイ」でゴールデングローブ賞主演女優賞受賞(1994年)。他、エミー賞、トニー賞、も受賞し、演劇の三冠王を達成した名優だ。
このジェシカ・ラングが主演している「郵便配達は二ベルを鳴らす」(1981年作品)は、こちらも名優、ジャック・ニコルソンとの共演で、その後の女優人生を予期させる素晴らしい演技を見せている。1949年生まれであるから、この時、ジェシカ・ラングは32才。ジャック・ニコルソンと対等な瞬時の細かい表情を見せるのは、ジャック・ニコルソンにリードされてか、それとも負けじと意地を見せたのか。

さて、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」に少しふれておこう。原作は1934年に出版されたジェームズ・M・ケインの小説。妻とその愛人が共謀して夫を殺して結婚をするが…。実際の事件が元になっているという小説の映画化で、3度目の映画化が本作。
1942年の「郵便配達…」はイタリア映画で、ルキノ・ヴィスコンティ監督の長編処女作。日本では1979年に公開された。
3番目に作られたジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングの作品が非常に解かりやすい。
過激な性の暴力描写が話題になったと言われたが、今では共演した2人の名演技ぶりが見どころ。
そして美しいジェシカ・ラングの清い(?)色気が漂ってくるから作品が古臭く感じないのかも。


1981年/アメリカ映画
監督/ボブ・ラフェルソン
出演/ジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラング、他

Oimachi Act./おい街アクト

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