個性豊かな4人のパリジェンヌたち。映画「パリジェンヌ」
この作品は1961年のフランス映画。
パリジェンヌの恋を、4人の女優がエピソード的にそれぞれ演じたオムニバス作品。
トリの4話ではカトリーヌ・ドヌーヴの初々しい下着姿も収録されているのが売り(?)。
監督は1話から順にジャック・ポワトルノー、ミシェル・ボワロン、クロード・バルマ、マルク・アレグレ、4話では特別出演のシンガー、ショセット・ノワールの歌うシーンもある。
とにかくフランス女優が、パリジェンヌがカワいくて、4人の中で誰がいいかな?なんて男なら考えてしまう楽しい映画。
1話はキャバレーのダンサー、エラの運の良い女の子の話。演じているのはダニー・サヴァル。明るくてサッパリとした性格で、小柄でキュート。踊りがウマいしカワいい。
2話は夫の為に元カレを誘惑して、捨てる。元カレはそれが為にゴルフで彼女の夫の勝負に敗北してしまうという話。
3話はフランスワーズ・アルヌールが出演。いい男に目のないフランソワーズが友人の新しい恋人にも興味を抱いて、つまみ喰い、といった話。
4話はカトリーヌ・ドヌーヴが彼氏もいないまじめな18才の高校生を演じる。皆にバカにされるので、見返してやろうと策略をねるが、これが功を成してシンガーを夢見る若者と出会い、めでたし、めでたし、の話。
4話それぞれに味わいのある女性像を描いていて、皆が皆、魅力的で個性ある美しいパリジェンヌが登場するのが、軽い乗りで楽しめる。1話と3話のパリジェンヌが個人的には好感度が高い。(女優がいいのかもしれない)
「パリジェンヌ」
1961年フランス映画
出演/ダニー・サヴァル、フランソワーズ・アルヌール、カトリーヌ・ドヌーヴ、他
※監督名は本文に記載
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