フランスの女優レア・セドゥをどう観るか?
レア・セドゥというフランスの女優がいる。
現在、34歳。
2008年作品「美しいひと」「ルルドの泉で」あたりが映画デビューとなるのか。
「人とうまく会話ができない」とか、
「しゃべるのが苦手だったから」と、
女優への道に入った動機を
何かで読んだことがある。
そんな動機で女優になれるの?
それもそのはず。
彼女の父親や親族が
フランスの大富豪で、
映画界にも顔のきく大物だから。
「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011年作品)、「007スペクター」(2015年作品)、「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2020年作品)。
2度のボンドガール役をこなし
異例の出世街道を歩んでいる。
実に個性的な風貌で、
果たして本当に美人なのかが、
実はよく解からない。が、
ヌードも大胆にこなすし、
一度見たら忘れられない個性的な顔だ。
演技力があるのかないのか、
それさえも判断し辛いというのが本音。
「アデル、ブルーは熱い色」(2013年作品)が、評判が良い。ジャンヌ・モローの再来‼と言われるが、
どうなんだろう。
個人的には原発で働く恐怖と
背中合わせに生きる人々の
映画「グランド・セントラル」が
一番印象に残っている。
レア・セドゥの相手役タハール・ラヒムの
演技力が良かったからか?
未だ未知数の女優レア・セドゥが
本格派女優として評価される作品が
早く観たい。
大ファンではないし
嫌いでもないが
気になる女優である。
●「グランド・セントラル」
2013年フランス・オーストリア合作
監督/レベッカ・ズロトヴスキ
出演/タハール・ラヒム、レア・セドゥ、他
第66回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品/フランソワ・シャレ賞受賞
0コメント