女優ラウラ・モランテの魅力
イタリアの映画俳優に、
ラウラ・モランテといういう
美人で気の強そうな女優がいる。
代表作をあげるなら
「息子の部屋」(2002年作品)や
「神様の思し召し」(2015年作品)。
個人的には
「厚化粧の女」(1991年作品)、
「幻の女」(1987年作品)、
「僕のビアンカ」(1990年作品)も
好きだが、DVD化されていないのが残念。
バレリーナの経験があるからか
女性らしさは適度でこれが良し。
人気が出るような作品には
あえて出演しないとかで、
かなり役者としては個性派である。
スペイン映画の
「セクシャリティ―ズ」では、
大人の色気漂う女性を演じ、
笑えるエッチな映画として楽しめる。
同じくスペイン映画「ダンス・オブ・テロリスト」では、
バレエ教室の先生の役柄でとても魅力的だ。
だが、裏の顔は
過激なテロリストであるという女性を演じている。
これは2000年の作品で、
各国の国際映画祭で評価の高かった作品。
題材は、南米ペルーを舞台にした無差別テロの仕掛け人を探し続け、逮捕するまでの実話をベースに描いた政治的サスペンス。
ラウラ・モランテは
日本では知る人ぞ知る女優ではあるが、
知らずにいるのは勿体ない名女優だ。
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