映画「そして、デブノーの森へ」がアナ・ムグラリスの代表作となる

フランス映画界では
大御所が未だに活躍している。

例えばカトリーヌ・ドヌーヴは代表格。
そんなこともあるのか(?)、
若手は余程の実力、またはコネがないと
世界的なスターにはなれないようだ。

シャネルの”ミューズ”として知られる
女優アナ・ムグラリスは今年42歳。
若手とはいえないが、出演作は少ない。

5分ごとに過去を忘れていく
記憶障害の主人公の相手役の女性として
出演した「NOVO(ノボ)」。
この時、アナ・ムグラリスは24歳。
作品の評価も高くはないし、
役者としての演技力を
必要としない役柄だった。

その2年後に名優ダニエル・オートゥイエと共演した「そしてデブノーの森へ」では
女優としての根性を見せつけた。

イタリア映画の名監督、
ロベルト・アンドゥが
アナ・ムグラリスの魅力を
余すところなくスクリーンにたたきつけた。

ギリシャ系のフランスの女優、モデルで、
パリのコンセルヴァトワールで
演劇を学んだ女優としての才能を
この作品で発揮している。

美しく危険で、そして、
ひとクセもふたクセもある、
怖い女を見せつける。

名優のダニエル・オートゥイスと
対等に渡り合っているように見えるこの作品は、
彼女の代表作となった。

現在は結婚して映画にも
久しく出演しいていない。

ひとまわり以上も年上の
一般のオーストラリア人と結婚。

フランスに移住するほど
相手の男性も彼女に狂った(?)のか。

アメリカの映画やハリウッドには
いないタイプの個性派女優だ。

Oimachi Act./おい街アクト

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