麻薬を題材にした映画は皮肉なことにヒットするが
アメリカ映画を振り返った時、
麻薬の歴史が読み取れる。
最近のヒット作
「ボーダーライン」では
メキシコの密輸が
コロンビアからの密輸を
上回っていることが明かされている。
アル・パチーノが主演した
「スカーフェイス」は、
コロンビアからの麻薬密輸で
キューバからの難民チンピラが
暗黒街で君臨するヤクザの結末を描いた。
ジーン・ハックマンの
「フレンチ・コネクション」は
フランスからの麻薬密輸に対して、
執拗に売人を追いかけていく刑事の活躍を描いた。
そして
「アメリカン・ギャングスター」では
東南アジアから軍用機で
戦死した遺体を運ぶ棺桶にまぎらせて
大量の麻薬を現地から買い付けて、
ハーレムでのしあがったギャングを
デンゼル・ワシントンが演じた。
アメリカに入ってくる麻薬は
世界のあちらこちらからであるが、
この中には出てこない国からも
麻薬が運び込まれているという。
グローバル化すればするほど
売人もはびこる。
日本には北朝鮮からも
麻薬が入っていると言わている。
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