素晴らしすぎるROCKは、時として若者にそっぽを向かれることがある。80年代の日本はそんな時代でもあった

ガーランド・ジェフリーズは素晴らしい
ヴォーカリストであり、優れた詩人である。

アメリカの情報は正しく日本には伝わらず、
日本の評価以上に本国では支持するファンが多いのは予想がつく。

ガーランド・ジェフリーズの
アルバムの一枚を揚げるとした
『エスケープ・アーティスト』だ。
「96粒の涙」「R・O・C・K」「ジャンプ・ジャンプ」。特に「ジャンプ・ジャンプ」はジョン・レノンに捧げた詩の内容で素敵だ。

彼は白人と黒人、プエルトリコの血を引くブルックリン出身。

アルバムにはルー・リードやUKレゲエ・シーンの重要人物、デニス・ボーヴェル、リントン・クウェシ・ジョンソンら多彩なゲストを迎え、
スケールの大きな”ボーダレス”なロックを収めきっている。

日本の専門家からは
かなりプッシュされたアルバムであったが、
80年代のロックファンからすると
知識がないと良さが理解できないアルバムでもあった。

とにかく今なお、
ファンがガーランド・ジェフリーズを
好んで聞く。

●ガーランド・ジェフリーズ
アルバム「エスケープ・アーティスト」

Oimachi Act./おい街アクト

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