AORという言葉は”死語”になったが、秀作は今聴いてもいい
福岡公演に来たのは1981年だったか。
当時はA・O・R(アダルト・オリエンタル・ロック)が人気。
聞きやすい。
メロディアス。
女性にも受けるといった音楽性がパンク、
ニューウェイヴと一線を画し、ヒットした。
コンサートの入りは余りよくはなかったが、
アットホームなライブ・ステージは、
その後のトニー・シュートに
期待を抱かせるには充分であった。
が、トニー・シュートが
ヒット・チャートに出ることはなく、
忘れかけられていた。
2012年に日本へ再度やって来た。
このアルバム「アイランド・ナイト」は
AORの中でも優れた
アルバムとして残っている。
アルバム同名曲
「アイランド・ナイト」もさることながら、
「ホールド・バック・ザ・ナイト」も名曲だ。
バック・コーラスに
ハーマンズ・ハーミッツの
リード・ボーカル、
ピーター・ヌーンも参加していることから、
僕はこちらの曲をよく聴いた。
13歳の頃からシンガーソングライターで、
ベイシティローラーズに曲も提供している。
プロデューサーもやっていると
情報が21世紀になって入ってくるようになり、
音楽の世界の中でトニーシュートは
生きていたのと知った。
「ホールド・バック・ザ・ナイト」を
聞いてみよう。
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