RCサクセションのソウルフルなアルバム 「ラプソディー」。 これぞ忌野清志郎の真の姿
「愛し合っているか~い?」
のステージのMCが
流行語となったRCサクセション。
そのヴォーカリストは忌野清志郎。
声に特徴というより、
特殊な声がRCサクセションの
個性となっていた。
本来はオーティス・レディングなどの
ソウル・シンガーを目指していたが、
ソウル・シーンは日本においては、
一部のディスコぐらいしかない時代。
フォークで活動を始めることになった。
忌野清志郎の声質は、個性的だが
シンガーとして
恵まれているかということを語れば、
決して恵まれていなかった。
これを逆手にとって
RCサクセションの忌野清志郎は
パワーを全開させることになった。
皮肉な話ではあるが・・・。
RCサクセションのアルバムの中でも
最もホーンの要素(つまりソウル)が揃い、
当初のやりたい音楽が聞けるのは
ライブ盤で、
熱いステージでのトランス状態を
目指したかのような一枚。
「ラプソディー」こそが、
RCサクセションの本来の音楽だ。
とても無口な人で、
「おい街」時代のインタビューでは、
本音の”ソウル”の話はしてくれなかった。
しかしRCサクセションの
「デイ・ドリーム・アンド・ビリーバー」
などを聞くと、実にソウルフルで、
これぞ本来のサウンドと
感じることが出来る。
「愛しあっているか~い?」は、
とてもソウルフルな言葉じゃないか‼
https://youtu.be/7GUxrQzl-Eo
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