海で恋をして、ひと夏が終わる
梅雨が明けると何になる?
夏、真っ盛りになる。
梅雨が明けると何になる?
相合傘がきっかけで花嫁に私はなる。
梅雨が明けると何になる?
相合傘が嫌われて別れるハメになる。
とにかく日焼けを気にしない若き人達には
海が呼んでいる季節になる。
海をテーマにした歌が懐メロで沢山ある。
そして海には恋がつきもので、やはり失恋がテーマになる。
GS(グループ・サウンズ)全盛時代の昭和40年代、
ザ・ワイルド・ワンズが大ヒットを放った「想い出の渚」は代表格。
今なお、カラオケで唄う人が多い。
寺尾聰がメンバーにいたザ・サベージは、
「渚に消えた恋」を放つ。
早稲田大学フォーク・ソング・クラブで結成された
ザ・リガニーズは「海は恋してる」を。
ジャッキー吉川とブルー・コメッツは「青い渚」を。
ザ・シャープ・ホークスは「遠い渚」。
これらはすべて昭和40年代のGSの曲だ。
さて本題はここから。「渚」の本来の意味は、海で行われる
「水葬」を意味する言葉。
波が打ち寄せ、そして引く。その間の砂浜を
「渚」とするのが正しい。
つまり渚に死体を置き、波の動きに任せて、人は海へと流れる。
渚はサンズイに者(人)と書く。(サンズイは水の意味がある)
が、しかしザ・ワイルド・ワンズの「想い出の渚」はロマンチックな曲である。
0コメント